※下記については平成23年度の公務員試験に関する記述です。平成24年度試験から国家U種の試験について大幅な変更があります。
第1次試験 | 第2次試験 | |||
教養試験 | 専門試験 | 論文試験 | 人物試験 | |
行政 | 2/8 | 4/8 | 1/8 | 1/8 |
建築 | 2/8 | 2.5/8 | 2.5/8 | 1/8 |
行政・建築 以外 | 2/8 | 4/8 | 1/8 | 1/8 |
【教養試験】 公務員として必要な一般的な知識及び知能についての筆記試験。 【論文試験】 各試験の区分に応じて必要な専門的知識、技術などの能力についての筆記試験 【専門試験】 各試験の区分に応じて必要な専門的知識、技術などの能力についての筆記試験 【人物試験】 人柄、対人的能力などについての個別面接 上記の表の通り「建築」区分以外は同じ配点比率となっています。見て分かる通り専門試験が圧倒的に大事です。
分野 | 科目 | 出題数 |
一般知能(必須問題 25問) | 文章理解 | 8 |
判断推理 | 9 | |
数的推理 | 5 | |
資料解釈 | 3 | |
社会科学(選択問題 10問) | 政治・経済 | 6 |
社会 | 4 | |
人文科学(選択問題 10問) | 世界史 | 2 |
日本史 | 2 | |
地理 | 2 | |
文芸・芸術 | 2 | |
思想 | 2 | |
自然科学(選択問題 10問) | 数学 | 2 |
物理 | 2 | |
化学 | 2 | |
生物 | 2 | |
地学 | 2 | |
出題数 | 55 | |
解答数 | 45 |
教養科目の配点は上記表の通りです。必須科目であり出題数の多い数的処理(判断推理・数的推理・資料解釈)が圧倒的に大事です。 文章理解は現代文5問、英語3問が出題されました(平成23年度)。なんと古典は出題がありませんでした。文章理解も配点が高いので、苦手でも問題に慣れておきたい分野ではあります。
分野 | 科目 | 出題数 |
工学の基礎(必須問題 問) | 数学 | |
物理 | ||
選択 | 電気・電子 | |
情報 |
国家U種の大きな特徴といえば、 官庁訪問 があります。官庁訪問に関しては別に記載していますのでそちらを参考にして下さい。 最も忙しい時期は、第1次試験合格発表の後です。翌日に非常に大事な官庁業務合同説明会があります。そして翌日から官庁訪問が始まります。第1次試験合格発表後の1週間程が勝負の分かれ目です。 ちなみに人事院の最終合格者発表の前にほとんどの官庁が内々定を出します。従って、人事院による二次試験の合格者発表と同時に、内定となるのが受験者が大多数になるかと思います。