公務員試験最大の特徴であり難関なのが筆記試験です。筆記試験は主に下記3つに分けられます。 (1)教養試験 公務員試験の代名詞。非常に広い範囲からほんの少しだけしか出題されず、勉強時間に対する効果が低すぎる鬼試験です。思い切って捨てる科目や分野を作るのが大事になってきます。 しかし教養試験の中で 数的処理 という最重要科目があります。数的処理さえある程度できれば他は勉強しなくても通る可能性は高い。しかし、数的処理はハマる事も多く、さらに試験時間が短いため泣かされる受験者は非常に多い科目です。 従って、ある程度安定して点数がとれる数的処理以外の科目も無視する事ができなくなってきます。 (2)専門試験 公務員試験最重要科目。誰がどう考えても最重要。しかも教養試験の「数的処理」より安定して点数を稼ぎやすいし、試験時間が非常に長い。また努力が報われる科目であるため最も時間と労力をかけるべき試験です。 (3)論文試験 軽視されがちですが、教養試験と同程度の配点があるため意外と大事です。ある程度書く練習をすれば余裕です。その分、差がつきにくいのかなとは感じます。 勝負は間違いなく 専門試験 と 教養試験の「数的処理」 です。 ※追記 H23年度から国家2種の筆記試験の内容が大幅に変更があります。 それに伴い、英語の出題数が多くなり無視できない科目になりました。