国家一般職‐平成24年度以降 (2013年2月2日 更新)

 ※平成24年度試験から国家一般職(旧国家U種)の試験で変更があります。
(1) 全問必答 →選択問題が無くなり、全問必答になりました。
(2) 「一般知能」重視 → 数的科目、英語科目の配点が増えました。
(3) 科目数減少 → H24年度試験で古文、数学、地学の出題無し。

詳細な配点は下表のようになります。  (平成25年 1月26日 現在)

配点比率

第1次試験第2次試験
基礎能力専門試験論文試験人物試験
行政 2/9 4/9 1/8 2/9
建築 2/9 2.5/9 2.5/9 2/9
行政・建築 以外 2/9 4/9 1/9 2/9


【基礎能力試験(教養試験)】
 公務員として必要な一般的な知識及び知能についての筆記試験。

【論文試験】
 各試験の区分に応じて必要な専門的知識、技術などの能力についての筆記試験

【専門試験】
 各試験の区分に応じて必要な専門的知識、技術などの能力についての筆記試験

【人物試験】
 人柄、対人的能力などについての個別面接

 上記の表の通り「建築」区分以外は同じ配点比率となっています。見て分かる通り専門試験が圧倒的に大事です。

科目別配点(基礎能力試験)

分野科目出題数
一般知能
(全 27 問)
文章理解(現代文)6
文章理解(英語)5
判断推理6
空間把握2
数的推理5
資料解釈3
社会科学
(全 5 問)
政治・経済2
社会(時事)3
人文科学
(全 5 問)
世界史1
日本史1
地理1
文芸・芸術1
思想1
自然科学
(全 3 問)
数学0
物理1
化学1
生物1
地学0
出題数40
解答数40

 教養科目では明らかに「一般知能」が重要です。特に数的処理(判断推理・数的推理・資料解釈)は絶対に対策しましょう。
 英語は苦手でもできれば立ち向かいましょう。なぜなら「人文科学」の5科目と英語1科目の配点が等しいからです。英語の難易度は高くないため、英語のほうが容易です。



科目別配点(専門試験)

分野科目出題数
工学の基礎数学 10
物理 10
電気・電子・情報
専門試験
電気・電子 10
情報 10

H24年度の専門試験は非常に簡単でした。
基礎的な問題を繰り返し解いて、取りこぼさないようにすれば全く問題ないでしょう。


スケジュール


 国家U種の大きな特徴といえば、 官庁訪問 があります。官庁訪問に関しては別に記載していますのでそちらを参考にして下さい。

 最も忙しい時期は、第1次試験合格発表の後です。翌日に非常に大事な官庁業務合同説明会があります。そして翌日から官庁訪問が始まります。第1次試験合格発表後の1週間程が勝負の分かれ目です。

 ちなみに人事院の最終合格者発表の前にほとんどの官庁が内々定を出します。従って、人事院による二次試験の合格者発表と同時に、内定となるのが受験者が大多数になるかと思います。




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