論文試験は存在感がなく、試験1ヶ月前ぐらいに焦って対策をする受験者が多いと思います。しかし配点が高い場合が多く、国家Ⅰ種・Ⅱ種試験では教養試験と論文試験の配点が同じです。また高点は難しいですが、ある程度のレベルになるのは非常に容易です。ですので対策せずに挑むのはかなりもったいないと思います。 論文試験の勉強法はシンプルです。論文対策の問題集を買い、解答例をひたすら書き写します。要するに習うより慣れろです。 論作文の参考書には、「接続詞をうまく使って、わかりやすい文章を！」とか「キーワードを目立たせよう！」とか書かれていますが、最初のうちは確実にうまく書けません。むしろ何を言っているのかさえよく分かりません。 とりあえず興味あるテーマをひたすら書き写していると、徐々に「流れ」や「書き方」というのがわかってきます。そして書き写しに慣れてきたら自分の得意そうなテーマを自力で書き上げます（どんなにひどくても）。そこでやっと、論作文の参考書の「キーワードを目立たせよう！」とかの文の作り方説明を読みます。 基本は解答例の書き写しです。正直、書き写しは非常にストレスが溜まりますが、ココが勝負所だと思います。 「論文の書き方」説明に関しては、読んでいると勉強した気分になりますが、結局何も書けません。最初のうちはひたすら書く事を心がけるべきでしょう。
